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VPバルブ表示札

バルブの開閉状態を表示するための開閉札と、流体種別を識別するための表示札

VP小判型 バルブ札

VP小判型 バルブ札 製品特徴

小判型の丸みを帯びた形状は周囲に引っ掛かりにくく、スタイリッシュな美観と表示面積を両立させた仕様になります。

VP小判型 材質・サイズ・仕様

材質:アクリル製
サイズ:47×70×2.5mm
仕様:印刷加工

VP小判型 種類

VP小判S(片面)

VPS角型片面タイプが裏面の系統入れスペースの面積の広さを特長とするのに対して、小判型形状は周囲への引っ掛かりを防ぎ、丸みを帯びたスタイリッシュな美観と表示面積のバランスを両立させた仕様です。
表示内容はVPS角型と同じく豊富で、両面タイプと形状を統一しながら、名称表記も可能です。

VP小判W(両面)

表示内容が隠れることのない両面タイプですので、系統名などを表記する必要が無い場合には、開閉表示として利便性も高く、操作の効率に貢献します。
P3/P4は色分けにより、さらに判別性が高く、片面表示によるVP小判Sと、形状の統一も図れます。

VP小判W・英文(両面)

海外プラントや米軍施設向けにご好評を頂いている、小判型の英語表記タイプです。
両面タイプですので、表示内容が隠れず、色分けによりさらに判別性が高められています。
P3E/P4Eは色分けにより、さらに判別性が高く、片面表示によるVP小判Sと、形状の統一も図れます。

VPS角型 バルブ札

VPS角型 バルブ札 製品特徴

角型タイプは片面表記のもの(VPX英文併記を除く)がほとんどで面積の広さを特長とするため、裏面への文字入れ(彫刻・ラベル貼り)に対応しています。
バルブ名・流体名の裏面に開閉表示や系統などを表示するのに適しています。

VPS角型 材質・サイズ・仕様

材質:アクリル製
サイズ:45×65×2.5mm
仕様:印刷加工

VPS角型 種類

VPS角型(片面)

片面の角型タイプはコンパクトなタイプながら多くの表記内容が揃っています。
他の(両面等の)開閉札などと併用しての流体名称の表示や注意札としてもご活用いただけます。

VPS黄色札(片面)

目立ちやすいため、他の系統との区別あるいは、開と閉の色分け用としてもご利用頂けます。
白地タイプ同様に裏面は無地の片面タイプですので、系統名の表記にも適しています。

VPX英文併記(両面)

バルブ開閉札としての視認性・判読性を追求しました。
漢字では読み分けにくい「開」「閉」の区別には大きめの「カナ表記」を採用し瞬時に見分けやすくなっています。
さらに角型の表示面を両面とも使用し、「英文の併記+色分け」によって誤操作防止・作業の効率化を図ります。

VP2色札(片面)

この2色札は、「開」と「閉」に異なる色をお選びいただく事で、両者を区別しやすくします。
それぞれ両方に赤・緑・青と3色ずつのパターンが用意されていますので、開閉の色の組み合わせ方が自在です。白地タイプ同様に裏面は無地の片面タイプですので、系統名の表記にも適しています。

丸型60φバルブ札(両面)

丸型60φバルブ札 製品特徴

「開」「閉」の文字を大きくすることで見やすく配置し、色分けと両面印刷が施された丸型の表示は、限られた面積で優れた視認性を発揮します。
開閉札としての機能性と経済性が両立した、定番タイプとして広くご使用いただける製品です。

丸型60φバルブ札 材質・サイズ・仕様

材質:アクリル製
サイズ:直径60mm丸型×2.5mm
仕様:印刷加工バルブ札・両面印刷

No.50Sバルブ札(片面)

No.50Sバルブ札 製品特徴

大きめの板面を備えたアクリル製のバルブ表示板です。
開閉表示/管名称/バルブ名称のほか、バルブ操作に係る禁止・注意事項の表示にも適した表記種類を揃えております。
全長100mmの縦長タイプ、片面表示ですので裏面には十分な無地スペースがあり、系統名表示にも便利です。

No.50Sバルブ札 材質・サイズ・仕様

材質:アクリル製
サイズ:50×100×2.5mm
仕様:印刷加工

バルブ札選定の目安

◆材質はアクリル製が最も安価で普及型です。
強い衝撃には割れたり欠けたりする恐れがありますが、機械彫刻による表記が可能で少量(1枚単位)の別注表記にも適します。

◆片面で黒文字1色のタイプは、両面タイプや色分けされたものよりも若干安価で流体表記向きです。片面表記のものは本来、裏面に系統名等を記入したり貼りつけたりする事に適しています。
流体名(バルブ名称)を示すには、VPS角型片面、VP小判片面に種類が豊富に揃っていますが、系統名を細かく表記(別注)するのであれば、No50Sなどの面積が広いタイプのアクリル札が適しています。
両面表記は裏返さずに表記が読め、色分けされたものは識別しやすいので、開閉表記にはこれらが適します。

◆2色で印刷したものよりも、板の色そのものが違うタイプの方が褪色しにくくなります。
ただし最も褪色に強いのは黒文字です。

◆ラミプレート製のものは高額ですが、衝撃や屋外に最も強く、印刷内容は擦れても消えません。

◆耐熱性を要求する場所ではプラスチック製ではなく、アルミ製のものが役立ちます。

◆形状は規格によって定められている訳ではありません。
丸型や小判型は周囲に引っ掛かりにくく、角型のものは表記スペースの幅を有効に使用できます。
同じ配管場所であっても、全ての「札の仕様」を統一するのではなく、流体名と開閉表示、操作禁止等で製品を使い分ける事も必要であり、そうした方が見やすく表記できることも多くあります。

◆いずれも屋外で使用できますが経年劣化は発生します。
特に「赤文字などの表面印刷品」では、年月を経ると紫外線によって印刷が薄くなり、最終的に色が飛ぶ事も想定されます。黒文字表記は色飛びしない利点があります。

バルブ開閉札・バルブ表示札の製品や表記内容について

◆両面表記と片面表記の使い分け
常時開・常時閉などバルブ開閉表示は、基本的に「両面タイプ」をお選びください。
ぶら下げた札は状況によってどちらを向くか判りません。
裏面に系統名などを表記する必要が無いのであれば、いつでも裏返さずに見られるように両面表記をお選びいただくのが適切です。
片面の開閉表記は流体名の裏側に開閉を記したり、逆に開閉の裏面に系統や流体名を書き加えたりするのに適した製品です。
開閉表示のみが目的であれば両面表記をお使いいただく事で、確認の効率性、誤操作防止に貢献します。
ただし、弊社側で両面・片面を勝手に決める事は出来かねますので、VP小判札や別注開閉札をご注文の際には「両面・片面」の区別を必ずご指定ください。
両面・片面のいずれか一方のみしかない製品につきましては、別注製作品でない限りご指定頂く必要はありません。

◆識別性の高い開閉札
現場のニーズは実際のところ、「おなじみのもの・ふだん見慣れたもの」「安いもの」が占める事も多くあり、この部分はお客様側で自由に判断いただく部分です。
しかし、現場によって「普通の札」は1種類ではありません。
したがって弊社側からご提案するとすれば、価格と機能性の両立の面では「VPX」タイプ、「丸型60φ」タイプが開閉表示として推奨なものと考えます。
1種類を限定するわけではありませんが、識別性の点でのご提案です。
色分けは識別性のひとつの要素ですが、色分けをしても「開」と「閉」の漢字は「門」の中のツクリ以外は同じです。見やすい様であっても実際には「漢字の一部分の違い」をもって判読する事になり、判りやすいと言えません。
「VPX」タイプはこれを大和言葉のカナ表記に置き換える事で、瞬時にイメージとして判読しやすくしたものです。
成型色による下地色と両面表記を用いたアクリル製の廉価製品ですので、手頃な価格でありながら機能的であり、日英二カ国語表記品としての機能もあります。
漢字表記では、同じく両面表記・成型色分けされたφ60mmのアクリル丸札「丸型60φ 丸-1・丸-2」が、開閉の文字が最も大きく、見やすいのでお勧めかと考えます。
ただし、ひとつの製品が全ての用途や設置場所に適している訳ではありませんので、参考としてお考え下さい。
「おすすめ」の製品があったとしても、弊社側でそれを「ご指定の無い場合の標準品」とはしておりません。製品はお客様側でご指定ください。

◆開閉状態と流体名を同時に表記
VP小判S片面やVPS角型片面のバルブ札には、流体名称が幅広くご用意されておりますので、「流体名が表記された札」の裏面に貼り付ける透明VFステッカー(透明地に黒文字:10枚組/1セット)があります。
札の裏面にステッカーを貼りつける方法なら、納期も早く手軽です。
これ以外の表記内容や表記方法では別注製作で対応致します。

◆上級品バルブ札
バルブ開閉表示札は現場ごとに求められるスペックが異なり、特に耐衝撃性と表示の堅牢性、耐摩耗性を求める際は、上級品であるラミPET製バルブ札がその性能に優れます。
ラミPET製バルブ札は熱圧着プレスによって、積層した板材に印刷内容が一体として封入されており、衝撃でも割れにくい事に加え、塗膜が外部に露出していないため過酷な環境でも印刷内容が恒久的に保護されます。

◆バルブ開閉札の色分け
常時開・常時閉の色分けにおいて、どちらを何色にするかをご検討されている場合は、弊社で用意している「一般的な色分け」もありますが、「その逆」が必要となる事例もあります。単純に「一般的な事例」として捉えた場合では「常時開」が青色か緑色、「常時閉」が赤色というのが多数です。 当社の見解ですが、この例に関して重要なのは「常時開」の方ではなく、「常時閉を(赤で)目立たせる」という目的が前提にあると考えます。 「常時閉」を他と区別するため、一般的な強調色である赤色で示し、「常時開」はこれと区別しやすい対比色(青色、緑色)という位置づけであると考える事ができます。

これは「常時閉」を注意すべきと強調するための赤色という前提があります。 多くの現場では慣例的な経緯によって、このような色分けが使用されているとも考えられます。 ただし、これと逆の色分けを必要とする現場の事例も多くあり、何色が開・閉という先入観も誤操作の原因となるため、お客様の方で状況に照らして決定いただくのが最善です。

バルブ開閉札・バルブ表示札の書体やレイアウト、サイズについて

既製品は各社で細部が異なるため、他社製品に似せる事は、価格・納期の点でお客様に不利益が生じます。 他社既製品に合わせて製品を作り直す事は、多くの場合、既製品並みの価格でご提供する事は適いません。ご用意できたとしても細部には何らかの相違が生じる事となります。意匠の問題以前にユーザー様にとってのメリットがありません。 ただし、別注品としてはお客様のご指定に基づき製品の一部を変更する対応は承っております。

他社既製品であっても弊社で取寄せが出来ない製品もあります。 原則的に各メーカーの製品は「当該メーカーが得意とする標準品」です。 (※ただし「日本緑十字社」の製品は弊社にて販売店・代理店として扱っております。こちらは既製品をご用意できますのでお申し付けください)

「VPS角型45×65mm」、「VP小判47×70mm」は弊社がオリジナルで開発した数十年来の製品です。表記レイアウトなどに他社製品との相違点があることは把握しております。 既製品としての表記内容の改良や新製品開発は今後も図ってゆきますが、「他社の形状寸法やデザインをそのまま模倣する」という考えは、少なくとも弊社の方針にはございません。 各社が切磋琢磨する事で良い製品が生まれますので、その中からユーザー様の利益に合致したものをお選び頂いた方が良いと考えます。

弊社取扱いのバルブ表示札は、食品原材料やその搬送ライン上に触れたり近接したりする事を想定した製品ではないため、樹脂やインキには食品衛生法における器具や容器包装に照らした設計をしておりません。 食品製造ラインでは様々なリスクを想定すべきであり、食品衛生法の規格基準に沿った素材の使用を定めている現場の例もあります。その点では当製品はそれら用途に適したものとはいえません。 例えば、硬いアクリル樹脂や印刷塗膜が洗浄などの過程で欠けたりした場合、異物混入の原因につながる可能性もあるため、リスク発生源となりうる場所でのご使用はお避け頂く必要があります。 もちろん食品に触れる用途でなければ食品衛生法の規制対象外であり、本来の用途においては安全な製品です。 プラスチック材料や塗料にはそれぞれ異なる利点や欠点を備えているため、多くの製品の材質は主要な用途に特化して選定されます。

バルブ開閉札・バルブ表示札の別注品製作について

弊社は銘板加工業でもあり、別注品は得意とするところであります。
別注表記や別注サイズ、ご指定の内容に基づく製作品も承っております。
バルブ札の別注品にも様々な方法があります。下記の内容を参考にして頂ければ、お客様にお手軽にご利用いただけます。

◆弊社既製品に文字内容のみを変更または追加する場合
無地バルブ札を使用し、必要数に応じて適した表記方法(彫刻・印刷・ステッカー貼り)でご対応可能です。
彫刻やステッカー貼り加工は少数(1枚)からの製作に対応でき、安価です。
同一内容で数量がまとまった場合は印刷(標準品同仕様)が効率的です。

◆サイズや形状のご指定がある場合
別注形状として板材加工を含む製作で対応することもできます。
特に材質・厚みの希望がない場合は、製作数量に応じて弊社から適切な材料(塩ビやアクリルなど)でご提案させていただきます。

◆別注品は必ずしも既製品(量産品)と同じ製法ではなく細部が異なることがある
別注製作では、「必要な数量のみを適切(価格・納期上で)な方法でご用意させて頂く」ことを基本とします。
既製品バルブ札の形状は金型による成型ですが、札の色やサイズを変更するなら同じように金型を作るのではなく、板材を必要数量に応じてカット加工します。
これにより既製品とは厚み・質感・色調など違いが生じます。
 (既製品通りの2.5mm厚ではなく2mm厚、3mm厚となる場合があります)


◆彫刻と印刷とでは書体や表記、表記質感が異なる
小ロット及び1点製作の場合は、製版が不要な彫刻が適している事が多く、そのような場合は書体にこだわらなければ、安価でご対応できます。

◆アクリルでの別注製作品の特徴
アクリル樹脂は硬く削りやすいため、彫刻による1点からの文字表記が可能です。
しかし、「ネバリ」に欠けるため強い衝撃に対して弱い欠点があります。
通常の使用環境では問題ありませんが、振動や屋外の強風によって周囲に激しくぶつかるような場所では、衝撃で割れや欠けが生じる可能性があるためご注意ください。

◆塩ビでの別注製作品の特徴
アクリルよりも柔軟性を持つため、衝撃に対して割れにくい利点があります。
柔軟性があることで彫刻文字入れ加工はできません。
代わりに塩ビ材料への表記に適した、特殊な小ロット用印刷方法もご用意しておりますので、小・中ロットから丈夫で自由度の高い表記を実現しやすくなっています。

別注製作品のお問合せについて

お問合せに必要な情報として、サイズ、板の形状や色、文字内容や色、表示は両面/片面、 数量などが必須です。また、お客様による指定事項が決まっていればその全てが必要です。 別注品の多くは製作内容、数量により金額が変動いたします。 まずは、下記お問い合わせフォームよりお見積りをご依頼下さい。

お問合せフォーム

◆別注サイズとして特にご希望がなければ、弊社規格品の中からお選びください。

◆色の指定がなければ、『白地に黒文字』と解釈できますが、弊社で決める事はできません。
ご指定もれのないようにお願いします。

◆お見積り時に必要数量が未定の場合は、単品製作価格として積算できますが、実際の必要数が数十枚、数百枚になると単価での製作価格は参考になりません。
想定数を何パターンかご指示いただければその数量毎にご回答させていただきます。

◆図示やレイアウトなどがある場合、適当なラフで全く問題ありません。
表記種類が多岐にわたる際は、例示ひとつイメージとして記入いただき、他は文言のみでご対応可能です。

弊社では可能な限りお客様のご要望に沿った仕様で製作することを前提としており、勝手に変更することはありませんが、やむなく差異が生じる場合及び若干の仕様変更で納期や価格面でお客様に大きく有益となる場合には、代替の仕様をご提案させて頂く事がございます。

バルブ開閉札・バルブ表示札の玉鎖、留め具について

玉鎖や留め具は別途必要になりますのでご注意ください。
弊社標準の玉鎖は、材質が真鍮製(クロームメッキ仕上げ)・ステンレス製があり、長さも15cmと25cmで、1本からのバラ売りでご用意が可能です。
また、玉鎖ではなくステンレスワイヤー(10本/組)が必要な際は長さ200mm・300mm・400mmでのご用意があります。

バルブハンドルにぶら下げた時に、札が側面を向いてしまう場合には、丸カンや二重リングを吊り下げ穴に通すことで向きを変える事が可能です。
札の取り付け穴に直接ぶら下げる場合に対して、リング等を介して吊る事で向きがおよそ90度変わります。取り付け場所によっては、操作方向へ札を向かせることができ大変便利です。
鉄製φ20mm二重リング(10個/1組)もご用意しております。