セフティライン 埋設物表示シート
地中埋設配管の上方に埋めることで
掘削時にシートが現れ、重機による配管の破損事故を防止する
セフティライン 製品特徴
セフティラインは丈夫なポリエチレンクロスシートで、配管の敷設時にその上方へ埋設して使用します。重機による地中掘削時に配管上部を掘り起こせば、土中からシートが現れるため、配管を事前に察知することが可能になります。ショベルカーなどでシートを引っかけた際には、ミシン目(但し折り込み加工品の場合)がほどけることにより、シートが破断する事なく発見できます。
セフティライン 材質・サイズ・仕様・表記の種類など
シート材質:ポリエチレン製クロス地/透明フィルム ( 裏印刷 ) 圧着加工
サイズ:150mm幅×50m巻
※シングル(S)、折り込み加工品2倍(W)、3.5倍
※表示名称により、折り込み加工品の折込率が異なります
詳細については下記の図をご参照ください
【表示名称と用途区分・折込率】
表示名称について、水道管表示で【市水道】や【上水】などのお問い合わせがありますが、水道法上の上水であって、特に支障がないものは標準の【水道】用をご使用ください。
水道管表示では他に【給水】【下水道】【汚水】【工業用水】【農業用水】などの名称もあります。他に消火管・ガス管、油送管のほか、電気用は高圧・低圧・通信・弱電と多岐にわたり設定があります。その他に各市町村の名入りなど、標準品でなくとも一部ご用意できる場合もありますのでお問合せください。
耐寒性:脆化温度 -10℃以下
耐薬品性:20%硫酸・20%苛性ソーダ・20%塩酸・硫化水素飽和溶液・ガソリン他の浸漬試験に合格
弊社見積依頼サイト セフティライン(商品ページ)へは下記リンクよりお進みください。
セフティライン 埋設物表示シート
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セフティライン 折り込み加工品について
50m巻き・折込率2倍(ダブル)とはミシン目をほどいて100mにして使用するのではなく、全長は50mのままで使用してください。折り込み加工品は掘削時、ショベルがシートを引っかけた際に、破断しにくくするためのものです。ミシン目がほどけてシートが伸び、地表に現れるようにするための加工ですので、ミシン目をほどいた状態で敷設するものではありません。
【2倍折り込み品の構造図】
一部の表示名称に限り、折り込みなし(シングル)や3.5倍折り込みの設定もあります。一般的には2倍(ダブル)折り込み製品が基本となります。折り込み加工品である必要性は、シートが破断せず地中から現れることにより埋設配管があることを確認できることです。 表示名称や折り込み率の詳細については、上記の図【表示名称と用途区分・折込率】をご参照ください。
セフティライン シート巾や敷設について
表示名称によって75mm幅や300mm幅などもあり、取寄せることは可能ですが150mm幅の規格を標準としています。管径の大きなものについては150mm幅のシートを並列で敷設したり、さらにその上方にも敷設するなどして検知性を高めることができます。セフティラインはあくまで埋設されている配管の存在を示すものです。配管を保護できる商品ではありませんので、通常は配管の数十センチ上方へ埋設します。 セフティラインは地上からは検知することができません。アルタンシートという製品であれば、金属箔としてアルミ箔層がシートにラミネートコートされていますので、地表から管路探知機などで検知することが可能です。(検知距離は機器により異なります)
セフティライン 別注製作品について
埋設シートは地中で使用するため、表示名称を表面に印刷するのではなく、ポリエチレンクロス生地の上に透明フィルム裏印刷したものを圧着加工することで印刷面が露出しない丈夫な仕様になっています。 別注製作品においても、この仕様と同等の性能を要し特殊な製法になるためロット単位での対応とさせていただく事になります。 そのため少量の別注には向きません。しかし、大規模工事において市町村名や施工会社名を入れ、日常的にご使用になる場合であれば適しています。 製法の関係上、ある程度「出来量」の誤差が生じる場合があり、最小ロットは幅・折り込み率によっても変わります。詳細はご相談下さい。